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2020.10.14
SAPコンサルの単価相場はどのくらい?今の案件動向は?
SAPは、ERP市場世界最大手のSAP社が提供するソフトウェアサービスで、中でも「SAP S4/HANA」は世界トップシェアのERPとして世界中の企業で仕入れから販売、会計処理など企業活動における基幹業務の情報処理をワンストップで行うために利用されています。
SAPの案件は、基本的にこのようなERPシステムを企業に導入したり、運用・保守する業務のことを指しています。
気になるSAP案件の種類と単価は?
SAP案件には大きく「業務システムコンサルタント」と「業務システム開発」の2種類の案件があります。
「業務システムコンサルタント」の仕事内容はコンサルティング業務が主で、導入予定の企業の業務を分析し、ERPのソフトウエアサービスの設計や導入を実施します。ERPの概念や機能を理解していないと、業務とのマッチングやシステム全体の設計ができないため、ERP導入の経験が求められる職種です。
「業務システム開発」の仕事内容は、ERP導入企業で行うシステム開発業務です。SAPは独自の言語「ABAP」を使用するため、この言語を使用した開発経験がないと実務に関わるのは難しいといえるでしょう。
そしてSAP案件の単価は経験年数によって変動するのが一般的です。SAP経験が1年前後の場合は月あたりの単価は50万円前後ですが、経験年数が5年を超えると月あたりの単価が100万円〜200万円と高額になります。
高単価案件を見つけるための方法
高単価案件は、発注企業と自身の間に関わる企業が少ないほど高くなります。SIerやITコンサルタントが上流工程におり、一次請負・二次請負といった工程の企業から発注される案件はそれぞれの企業が利益を取っていくためあまり単価は高くありません。
一方、「エンド企業(発注企業)」→「フリーランスエージェント」→「フリーランスコンサルタント・エンジニア」 というプロセスで発注される案件は、フリーランスエージェントが手数料を差し引くだけで高単価で案件を受注できます。
同じスキルを求められるのであれば、間に入る企業が少ない商流で仕事をした方がより高単価の案件を発見できるでしょう。
終わりに
SAP案件は高単価といわれており、その上でエンド企業と近い商流で仕事ができる場合には高い収入を得ることができます。しかし、SAP案件は未経験で業務を受注することは非常に難しいため、そのような場合にはSAPの提供するトレーニングプログラムやSAP認定資格の取得をおすすめします。
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