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2020.10.21

コロナ禍で転職活動はどう変化したのか

新型コロナウイルス感染症の感染拡大は社会全体に大きな影響を及ぼしました。ビジネス環境も例外ではなく、これから転職活動を始めようと考える場合、以前と異なる環境で転職活動を行うことになります。

そこで、今回はコロナ禍で転職活動を行う場合、以前との市場環境や転職活動が変化した点について解説を行なっていきたいと思います。

コロナ禍による「転職市場」の変化

コロナ禍により転職市場は大きく変化しました。厚生労働省の「一般職業紹介状況」によると、2019年は有効求人倍率が1.6倍程度で推移していましたが、コロナ禍が始まった2020年から有効求人倍率が急落。

2020年7月の有効求人倍率は1.08倍と2014年以来の水準まで低下しています。特に宿泊業・飲食サービス業は44.0%減少、製造業は40.9%の減少、情報通信業は34.1%減少と急激に転職市場が悪化しています。

コロナ禍による「転職活動」の変化

コロナ禍で転職活動を進める場合、これまでと比べて転職活動の方法も変化してきました。そこで、変化する転職活動の内容について解説していきましょう。

企業発見・応募方法の変化

これまで、転職活動を行う場合には

・転職サイトに登録する
・転職エージェントを利用する
・転職フェア(合同企業説明会)に参加する

という主に3つの方法が考えられました。

しかし、コロナ禍によって転職フェアの開催は相次いで中止。転職エージェントを利用し、面談によって企業紹介を受ける機会も減少しました。

選考方法の変化

コロナ禍により選考方法もこれまでと大きく変わり、面接官の感染対策や応募者の移動時の感染リスクの抑制を目的としてオンラインでの面接が主流となりました。これまで対面が主流だった面接がオンラインでの面接にシフトし、パソコンとWebカメラを使って面接を行うようになりました。

面接に伴う移動の負担は減りましたが、面接官だけでなく、企業に訪問した際の感覚や働いている人の雰囲気など、その企業を知るうえでポイントとなる非言語的な情報を得られなかったため、内定が出た場合の意思決定が難しくなっているようです。

そのため、内定後には十分に採用担当者や受け入れ部署の担当者と意思疎通を図ることがこれまで以上に重要となっています。

求められるスキルや能力の変化

コロナ禍で転職活動を進める場合、これまでと比べて転職活動の方法も変化してきました。

リモートワークに対応できるスキル

これまでリモートワークの導入は、IT企業や在宅ワークを認めている企業など、一部の企業にとどまっていました。しかし、コロナ禍によって多くの企業がリモートワークを導入しており、基本的なビジネススキルの1つとしてリモートワークへの対応が求められるようになりました。

リモートワークに対応するためには、Web会議システムやビジネスチャット、クラウドシステムといった汎用的なサービスから、企業独自のリモートワーク用のソフトやシステムを扱うスキルまで求められます。

コロナ禍やビジネスモデルの転換に対応できる能力

コロナ禍によって社会のあり方は大きく変わり、業界によってはビジネスモデルの転換を求められるようになりました。これにより企業が転職者に求める能力は、既存のビジネスに求められる能力だけでなく、コロナ禍やビジネスモデルの転換への対応能力が加わりました。特に多くの企業ではリモートワークの対応や、オンライン化による非接触型のビジネスに転換しており、ビジネスモデルの転換に対応可能なIT分野の人材の需要が増加しています。

コロナ禍で転職活動を進めるポイント

コロナ禍で転職活動の手法が大きく変化したため、転職活動を進める上でのポイントも変化してきました。

履歴書・職務経歴書や面接で伝える情報を最大化する

転職活動がリモートで完結するようになったものの、Web面接では面接官に伝えられる情報量が限られてしまいます。従って、履歴書・職務経歴書やWeb面接でのPR方法など、面接官に自分を売り込むための情報発信を最大化する必要があります。

書類選考の段階では、履歴書・職務経歴書に可能な限り多くの情報を掲載しましょう。可能であれば、デザイナーなどのクリエイティブ職以外でもポートフォリオを作成するなど、これまでの仕事の成果が見られる情報発信を心がけましょう。

また、Web面接では画面越しでの印象が面接官の感じる全ての印象となるため、清潔感のある服装や明るい表情、大きな身振・手振りを心がけて画面越しでも好印象を得られるように準備しておきましょう。

スピード感を持った転職活動を

これまでの転職活動は、面接のスケジューリングなどが面接官・応募者が顔を合わせられるスケジューリングが中心でした。しかし、コロナ禍で採用市場の環境が急激に変化する可能性があるため、スピード感を持って転職活動を進める必要があります。

場合によっては転職エージェントを活用し、自己PRや志望動機の作成などをスムーズに済ませ、スピーディーに転職活動を進めるためのサポートを受けながら転職活動を進めていくことも検討しましょう。

終わりに

コロナ禍で転職活動の手法が大きく変化したため、これまで以上に履歴書や職務経歴書の作成、面接対策が重要となってきました。特に初めての転職活動の場合は、どのように進めていいか分からない場合もあるため、転職のプロにアドバイスを受けることも重要です。

コロナ禍での選考ポイントを理解し、しっかりと転職活動に臨んでいきましょう。

 

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