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2021.01.29

転職回数の平均は?メリット、デメリットととるべき対策を解説

「転職の回数が多いと転職活動において不利になってしまうのではないか」と心配されている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。確かに世間一般的に、転職回数が多いことは人事に好意的に受け取られづらいことから転職活動に不利に働く、という通説があるかと思います。

しかしそもそも、「転職回数が多い」とは具体的に何回の転職を指すのかが曖昧ですし、本当に転職活動に不利に働くのかも明確ではありません。そこでこの記事では、転職回数の平均と、転職活動が多いことによるメリット、そしてデメリットとその対策について解説していきます。

転職回数の平均

では早速、転職回数が多いとは具体的に何回からを指すのかを明確にするために、転職回数の平均をみていきます。

全年代の転職回数の平均

まず全年代での転職回数の平均は2~3回程度です。年代ごとに平均回数の差異はありますが、押し並べて考えるとこの程度ということなのであくまで一つの目安として捉えてください。

それでは、年代別の転職回数の平均をみていきましょう。

20代の転職回数の平均

20代での転職回数の平均は1~2回程度です。というのも、20代は会社に入社して間もないため仕事を覚え、吸収する時期であり、約7割は転職未経験者であるからです。一方、3割は転職経験者であることも留意すべきです。

これにはある程度働いてから転職する人と、入社後に入社前とのギャップを感じすぐに転職する人の2種類が含まれます。後者に関しては、言ってしまえば転職常習者ということになるかもしれません。

ただ、転職は必ずしも悪いことでないので、今後は自身と転職先の相性を見極めつつ転職活動を行えば問題ありません。

30代の転職回数の平均

30代での転職回数の平均は2~3回程度です。

20代は転職経験者が3割程度であったことと比較して、30代は53%が転職経験者であるというデータがあります。30代は一般的に会社である程度の専門的な知識やスキルが身につく時期であり、20代と比較して前向きな転職をする人が多いことが考えられます。

また、40代での転職は一般的に難しいとされており、30代が転職の1つのタイムリミットとなっています。

何回から転職回数が多いと認識すべきか

上記を踏まえると、20代は転職回数が2回以上だと転職回数が多い、30代は転職回数が3回以上だと転職回数が多いと考えて良いのではないでしょうか。ここで一つ強調しておきたい点として、職歴、特に転職回数を偽ることは絶対にしてはいけないと言うことが挙げられます。

そもそも嘘をつくという姿勢自体が転職活動を行うにあたって相応しくない上、仮に職歴を偽って入社し、そのことが入社後に発覚した場合には偽証罪に問われる可能性があったり、そうでなくても周囲の人間からの信頼を完全に失ってしまったり、大きなリスクを抱えることになります。

では、これを踏まえて、転職回数が多いことで得られるメリットとデメリット、そしてデメリットへの対策を紹介します。

転職回数が多いことのメリット

まずはメリットを2つ解説します。

順応性が高まる

転職回数が多いと、それだけ多くの会社の風土や規則に触れてきた経験が担保されます。すなわち、「郷に入れば郷に従え」の姿勢が養われているため、転職後に固定観念に囚われず転職先の企業にフレキシブルに順応していくことができます。

ただ、これはあくまで前向きな転職(キャリアアップ等ある目標に向かって段階的に行われる一貫性のある転職)に関して言えることであって、職場に馴染めずに転職を繰り返している方に当てはまりません。

人脈が豊富になる

職種や業界に依る部分はありますが、一般的に転職回数が多いと、それだけ多くの人と共に仕事をしてきたことが担保されます。必然的に、その分だけ人脈も豊富になることが考えられます。

転職回数が多いことのデメリット

続いて、デメリット2つとそれに対する対策を解説します。

すぐ辞めてしまうのではないか

転職回数が多いと言うことは、人事からしたら帰納的に「うちに入社してもすぐに辞めてしまうのではないか」と考えられてしまいます。これは至極当然の思考で、さらに実際にその可能性が高いと言えるのではないでしょうか。

対策

では、この懸念に対してはどのような対策をすることが有効なのでしょうか。その際に鍵を握るのは前職やこれまでに退職してきた際の退職理由です。

まず、この退職理由ををいかに一貫性と説得力を持って話せるかどうかで、人事からの印象は大きく変わります。自分のキャリアプランを明確化した上でその軸に照らし合わせて退職理由を話すことが重要です。

また、退職理由を話す際にネガティブな言い回しを使わないよう意識しましょう。例えば「自身が創出した成果と比較して、給料が低いので退職しました。」を「自身の成果が評価され、直接自身に返ってくる環境で働きたいと思い、退職しました。」に変えることは効果的です。

実績が求められる

転職回数が多いと、それだけ多様な経験を積んできていると認識されるため、具体的な実績が求められると言う傾向があります。

対策

では、自信を持って訴求できる実績がなければ転職活動は成功しないのでしょうか。それは間違いで、今まで培ってきた知識や経験を活用してどのように貢献することができるかを明確にすることで転職活動の成功に大きく近づくことができます。

企業が過去の実績を求めることも、結局はその人が入社後に会社で活躍できるかを吟味するために判断材料として求めていることであるので、目立った実績がなかったとしても活躍するイメージを人事に明確に抱かせることができるのであれば何の問題もありません。

転職回数が多かったとしても転職活動を成功させることは可能

いかがだったでしょうか?この記事では、転職回数の平均と転職回数が多いことのメリット、デメリット、そして対策を解説しました。

結論として、転職回数が多いことは必ずしも転職活動に不利に働くわけではないということを理解していただけたのではないでしょうか。この記事を参考に退職理由に一貫性と説得力を持たせ、転職活動の成功に向けて取り組んでいただけたら幸いです。

 

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