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2021.05.31
転職面接での職務、職歴説明のポイントは?NG例を合わせて解説
転職面接においてほぼ必ず聞かれる項目の1つに職歴があります。職歴に関する質問に関して、どのように答えることがベストなのでしょうか?
この記事では、職歴の答え方についてNG事例も踏まえながら解説していきます。
転職面接での職歴の答え方
職歴に関する質問にどのように答えたら良いのか、採用担当者の意図やポイントに触れつつ解説いたします。
なぜ職歴を聞かれるのか
なぜ、転職面接でほぼ必ず職歴に関して質問をされるのでしょうか。それは、入社後に自社でどのような貢献ができるかを詳細に把握するためです。転職者にはその人特有の強みがありますが、それは目には見えないため履歴書に記載のある情報のみで想像をすることは不可能に近いです。
そこで、過去の職歴にフォーカスすることによって入社後にどのように自社に貢献することができるのか、見極めています。
職歴の答え方のポイント
職歴を答える際に最も重要なことは、業務内容やプロジェクトの内容ではなく、その中でどのような役割を担い、どのような意図で行動をしてきたかを明確に話すことです。これによって採用担当者が自社に合う人材なのか、活躍することができるのかをイメージすることができます。
職歴の答え方 ~NG事例~
「SIerに4年間勤め、入社してから2年間は7名ほどのプロジェクトチームのうちのいちメンバーとして従事してきました。手がけた開発は、生産管理システムや販売管理システムなどです。」
これでは、どのような業務に取り組んできたかはわかるものの、その中でどのような役割を担い、どのような考えのもと行動したかがわかりません。この回答から得られる情報はどんな仕事に取り組んできたかという事実のみです。
このような事態を避けるよう、先ほど紹介した答え方のポイントを意識した回答をしましょう。
職歴に関する他の質問
職歴に関する質問は主に「これまでの職歴を教えてください。」というオーソドックスなものがほとんどですが、その中で以下のように若干視点が異なる質問をされることがあります。
その際の答え方についても紹介します。
成功体験
まず、成功体験を聞かれた場合を解説します。この場合は、「どのような状況で、どのような意図を持って、何を行い、いかなる結果になったのか」という順番で経験を話せば転職面接官に最も効果的にあなたの魅力をアピールすることができるでしょう。
こう考えると、ストレートにあなたの強みを話すことができるため、前述の質問よりも答えやすいかもしれません。
失敗体験
次に、失敗体験を聞かれた場合を解説します。この質問で採用担当者が知りたい点は、失敗に対してどのような対策を講じたかです。そのため、失敗体験そのものについて話すのではなくて、それに対してどのような改善を図ったのかにフォーカスして話すようにしましょう。
例えば、犯してしまったミスの原因を自分なりに解釈し、繰り返さぬようどのような対策を講じたのかを話すことによって、ただの失敗体験をポジティブに話すことができます。
話せる職歴がない場合
これまでの経験やそこからの学びで話すことができるめぼしい職歴がない場合はどのように対策することがベストでしょうか。こちらに関しては、今までの経験から最も自信をPRできるものを見つけ出す点、それをいかに魅力的に伝えるかという点の2点にフォーカスして取り組むべきです。
例えば、転職先で必要であると考えられるスキルを特定し、それにうまく当てはまるような経験を探すことで、それまでは気づけなかったアピールポイントを見つけ出すことができるかもしれません。このように、訴求したいスキルとその経験を照らし合わせて考えることが有効でしょう。
面接官の意図を考えて答えましょう
この記事では転職面接における、職歴に関する質問の答え方について解説してきました。転職面接の質問に関して重要なことは、面接官が何を知るためにその質問をしているのか考えることであるといえます。この記事が転職面接の準備の一助になれば幸いです。
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