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2021.06.18
転職活動の前に再確認が必要な面接マナーについて徹底解説
皆さんは転職活動の際にどの程度、面接マナーを意識しているでしょうか。実は、「面接マナーは面接の合否の半分を占めている」とも言われています。ビジネスマナーは社会人としての基礎スキルになるため、転職者は当たり前に知っていなければなりません。
実際、前職の仕事の中でビジネスマナーを身に付けた方も多いのではないでしょうか。また、この記事を読んでいる方の中には、「マナーについてはもう分かっている」と思われる方もいるかと思います。
そういった方も、今一度この記事を読むことで、自身の面接マナーがどの程度であるのかを見直してみてください。基本マナーがどのようなものか詳しくご存じでない方も、この記事を読むことで面接時のマナーについて一通り理解することが可能です。
面接マナーが原因で不採用になる可能性
結論から述べると、面接マナーが原因で不採用になることはあります。特に転職活動者は一度社会人を経験しているという視点から見られるため、細かい所作にはより気を使わなければなりません。
第一印象における視覚情報の重要性において、「メラビアンの法則」という心理学上の法則があります。この法則は、「人の第一印象は3秒以内に決まり、見た目などの視覚情報が与える影響は55%を占める」というものです。
つまり、面接においては所作はもちろんのこと、見た目までもが大きく関わってくるということになります。
メラビアンの法則を踏まえると、見た目における視覚情報は重要であるため、面接結果に大きく影響しているということが言えます。補足情報としてお伝えすると、人の第一印象において、話し方や話す速度などの聴覚情報は38%、話す内容などの言語情報は7%を占めることになります。
面接前日のマナー準備
服装
社会人として最初に見られる部分は服装です。「メラビアンの法則」と通ずる部分でもありますが、服は第一印象を大きく左右します。いかにTPOを意識した着こなしができているかということが重要です。
そのため、服、鞄、靴の汚れ・シワなどは前日にメンテナンスしておくこと、ボタンの留め方、頭髪などの服装に関するビジネスマナーは調べて確認しておくことが必要です。
また、どのようなスーツを着ればいいのか迷うかもしれませんが、リクルートスーツは避けるべきでしょう。「社会人経験があるはずなのにまだこのスーツなのか」と思われてしまう可能性があるため、新卒の方が着用するようなスーツは選ばないことが無難です。
持ち物
服装と同様に、面接を迎える上で持ち物も重要です。応募書類、筆記用具、メモできるもの、身分証、印鑑、鏡、時計などが最低限の持ち物になります。また、スマホの充電が切れて面接会場に辿り着けないことのないように、会社の最寄り駅から目的地までの地図を用意しておくことや、応募企業の連絡先をメモしておくなどのリスク対策を取っておくと安心です。
面接の流れ確認
転職志望者に対する一般的な面接の内容は以下のようになります。
①自己紹介・自己PR
②転職理由
③志望動機
④業務内容や条件の確認
⑤逆質問
以上の流れを把握しておくことで、当日慌てることなく行動することができます。
到着から控室までのマナー
面接の到着時刻
面接の15分前には到着するようにしましょう。集合に間に合うように電車なども余裕を持って、遅延を考慮した時間に乗ることをおすすめします。また、集合時間に早く着きすぎることは、採用企業側が面接の準備をしながら対応することになるため避けておくことがベターです。
到着した際にはコート類は脱ぎ、トイレなどを済ませておいて身だしなみのチェックを行ってから面接に向けての準備を行い、面接の時間が来るのを待ちましょう。
受付
企業側も準備があるため、受付は面接の5分前に行うことが最も好ましいです。
受付の際は「名前」「目的」「相手」の順番でハッキリと伝え、受け答えを行った後の指示に従って控室に向かいます。受付での対応は面接官にも見られていたり聞かれていたりすることもあるので、すでに面接はスタートしているという意識を持ちましょう。
控室
入室時には下座の席に座り、スマホを見たり、本を読んだりすることはせずに姿勢をよくして自分の順番を待ちます。スマホなどは電源を切りマナーモードにしておくことを忘れないでください。
また、面接官の方へのお礼はきちんと行い、悪印象を与えないことも大切です。控室でも面接官が同席している場合もあるので、常に気を抜かないようにしましょう。
入室から退室までのマナー
入室
面接官から声がかかるまで待ち、呼ばれたら扉の前でハッキリと挨拶をします。落ち着いて大きな声で挨拶することで、好印象を与えることができます。ノックを三回ほどして、ドアの開け閉めは丁寧に行ってから入室しましょう。
入室した際には再度挨拶をしてからお辞儀を行います。よくある間違いとしては、挨拶とお辞儀を一度に行うことが挙げられます。この二つを同時に行うと声が聞こえにくくなってしまうので、面接官の方を向いてあいさつした後にお辞儀をするようにしましょう。
入室時のお辞儀は30度が目安になるので、あらかじめ練習しておくことをおすすめします。
着席
椅子の前で先程と同様に挨拶をしてからお辞儀をして、面接官から着席を促されるまで待ちます。間違ってもお辞儀の後にすぐに座ってしまうことは避けましょう、これはマナー違反に当たります。
荷物などは足元に置き、鞄は倒れないように椅子に立てかけて置きます。また、コート類は荷物の上に畳んで置くか、自分の着席する椅子の背もたれに二つ折りで掛けておきます。座る椅子ともう一つ椅子が置いてある場合がありますが、そこには何も置かないようにしましょう。
面接時
まず初めに面接の機会をいただいた御礼を伝えます。挙動不審であったり、伏し目がちであると自信がないという印象を与えてしまうので気を付けてください。
加えて、話す際の態度にも注意しましょう。話す際は姿勢を正し、男性であれば両手を軽く握ってこぶしを作った状態で膝上に軽く置き脚は軽く開く、女性であれば両手を重ねるようにして膝の上に乗せ両ひざを閉じて両足をそ揃えておき、面接官の目をみながらハキハキと話しましょう。
また、転職面接においては面接官が自分より年下である場合もありますが、そうであっても偉そうな態度を取ることは禁物です。もちろんそのようなことを意識的に行うことは無いと思われますが、潜在意識下で態度に現れてしまっている可能性もあるため、特に気を付けて意識しておきましょう。
さらに、語尾は言い切るように意識することで自信のある印象を与えることができる上、会話のテンポがつきやすくなるのでコミュニケーションが円滑化します。コミュニケーション能力があるということは採用する上でも非常に大きなポイントになってくるので気を付けましょう。
また、面接官から名刺を受け取る場合もありますが、名刺の受け取りマナーまで気を使っている就活者は非常に少ないので転職経験者はここで差をつけることが可能です。
受け取る際は立ち上がって両手で受け取り、名前を覚えるために2~3秒間名刺を確認します。「ありがとうございます、頂戴します。」と言い、軽くお辞儀をするとよりマナーを持っている印象を与えることができます。受け取った後は面接の途中も自分の左に置いておき、複数枚受け取った場合は面接官の着席順に並べておくことが基本です。
最後に、逆質問の機会を与えられた場合には面接官の話のメモを取ることで熱心である印象を与えることができます。
退室時
面接開始時と同様に面接の機会をいただいた御礼をしましょう。面接の内容で多少失敗したとしても、終わりに感謝の気持ちを伝えることで面接官からの印象を回復させることが可能です。
面接後は立ち上がった後も椅子の横で「ありがとうございました」と軽く挨拶をし、一礼してから出口の前まで行きます。そこでも再度一礼してから退出し、扉は静かに閉めます。
退出してから会社の出口を出るまでは、社員の方の誘導や見送りを受ける場合があるので、最後まで気を抜かないでおきましょう。
面接マナーに気を付けて面接官に好印象を与えましょう
この記事では面接における基本マナーを一通り解説しました。この記事が転職活動における面接マナーについての見直し、そしてより良い面接にするための一助になれば幸いです。
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