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2021.06.30

IT業界への転職には資格は必要?取得メリットやおすすめの資格を解説

IT業界への転職に資格は必要なのか

IT業界への転職においては、資格を持っていることが有利に働くことが多いです。具体的には以下のケースが挙げられます。

・志望企業が資格取得を重視・推奨している
・未経験でも努力をしたという事実をアピールする
・資格手当が支給される
・資格取得難易度が高い
・インフラ系の企業を志望している

以上のようなケースでは資格取得が奏功することが考えられます。しかし、資格さえ持っていればいいということではないので、その点は留意しましょう。

IT業界への転職で資格を取得するメリット

先程述べたケースも踏まえ、資格を取得するメリットについて解説します。

経験が無くても転職の際にアピールできる

例えば未経験での転職の場合、資格を持っていること自体が自身の意欲・熱意を示すことに役立ちます。さらには、資格取得の背景・目的をしっかり伝えることができれば、目標達成のために計画を立て、それに基づき行動しているという印象を与えることができます。

資格手当が貰える場合がある

企業の規則に沿った資格の取得に伴う資格手当や報酬を整備している企業は多く見られます。特にIT業界では人材が不足しているということもあり、その状況下で企業が成長していくためにはより能力が高い人材が必要とされています。そうした背景から、転職志望者を評価する基準の1つとして資格取得を掲げている企業があります。

専門知識を活かせる

資格の中でも難易度が高いものや専門性の高いものは、それ以外のメジャーな資格と比較して、受験者数が少ない傾向にあります。そのため資格があることで、専門性の高い知識を持つ人材を欲している企業に対し、他の志望者よりもITに関して深い知識を持っているということをアピールすることができます。またインフラ系の企業では、専門性の高い資格を保有していることで有利になるため、志望先に適した資格を取得することが重要です。

IT業界に関する資格の種類

IT業界の資格は主に「国家資格」「ベンダー資格」「ベンダーニュートラル資格」の3つに分類されます。ここではそれぞれの概要をお伝えし、その後におすすめの資格をご紹介します。

国家資格

まずIT系の国家資格を紹介します。国家資格は主に経済産業省・文部科学省・総務省など、国家機関が公式に認定する資格になります。国家的に認められている資格であるため、企業側もそれらに対し高い信頼性を持っています。この国家資格と言われる部類の資格はITに関する基礎的な知識を身に付けたい、エンジニアとしての実力を証明したい、という方におすすめの資格です。

ベンダー資格

次にベンダー資格を紹介します。ベンダー資格とはIT関連の製品を製造、販売する際に必要な資格です。この資格を取得すると、自社の製品に関して一定のスキルや知識を有していることを証明することができます。こちらの資格を保有しているとITベンダーへの転職を希望する際に即戦力として評価されるため、ITベンダーを目指す方は取得することをお勧めします。

ベンダーニュートラル資格

最後にベンダーニュートラル資格を紹介します。こちらは、特定のベンダー製品に依存しない資格になります。この種の資格試験では、情報処理やインターネット全般に関する知識を問われることが多いです。この種の資格はベンダー資格からの幅を広げたいという方におすすめです。

おすすめのIT業界に関する資格

ここでは先程の3つの資格からそれぞれおすすめのものを紹介していきます。

国家資格

①ITパスポート

この資格はIT業界で活躍するための入門編に当たるものになります。この資格を取得することで、ITに関しての基礎的な知識があることを証明でき、面接においてはITに関して様々な知識があると評価されます。IT業界に携わる方は受けておくべき資格です。

②基本情報技術者

この資格はITエンジニアを目指す多くの方が最初に受ける資格です。この資格を取得することで、ITエンジニアに関する基礎的な知識や技能を証明することができます。未経験でエンジニアを目指す方はまず最初に受けることをおすすめします。

③情報処理安全確保支援士

この資格は2017年に新設された国家資格で、ITパスポート試験の上位互換にあたる資格です。この資格を取得することで、情報処理に関するPDCAを回してセキュリティ確保に貢献し、外部からの攻撃を防ぐための基礎技能があることを証明できます。こちらはITパスポート試験からのステップアップを望んでいる方におすすめです。

ベンダー資格

①MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)

この資格はMicrosoft Office製品の操作スキルを証明できる国際資格です。Excel、PowerPoint、Word、Access、Outlookの5つの試験内容に分かれています。また、Excel、PowerPoint、Wordの試験は、スペシャリストレベル(一般の方向け)とエキスパートレベル(上級者向け)に分かれているため、自分に合ったレベルや製品を選んで受験することができます。

②CCNA (Cisco Certified Network Associate)

この資格は、世界最大手のネットワーク関連機器メーカーのシスコシステムズ社が行っているネットワークエンジニアの技能を認定する資格です。この資格ではシスコシステムズ社の製品に関する技術、基礎的なネットワーク技術が試されます。ネットワーク機器の需要は年々高まっており、多くのエンジニアがこの資格の取得を目指しています。

③オラクル

この資格は、データベースにおいて世界トップシェアを誇るオラクル社のリレーショナルデータベースの知識を認定する資格です。この資格をでは、データベースの管理・運用やSQL(Structured Query Language-構造化問い合せ言語)の習熟度を試されます。難易度は「Bronze」「Silver」「Gold」「Platinum」の4つに分かれており、最低難易度の「Bronze」に合格すると「Silver」の受験資格を得ることができます。Silver以上の資格は、世界共通資格となります。

ベンダーニュートラル資格

① HTML5プロフェッショナル

この資格は、HTML5、CSS3、JavaScriptなどマークアップ(webサイトを作成する時に使用するhtmlという言語でサイト内の文書に意味づけをしていく作業)に関する知識と技術力を認定する資格です。Level.1ではWebコンテンツ制作の基礎能力が試され、Level.2ではより実務的・実践的な能力が試されます

②LPIC

この資格は、公正なLinuxスキルの判断基準として国際的に認められている資格になります。資格内容としてはLinuxの基本操作やシステム管理などLinuxを使う際に必要な知識が問われ、合格するとLinux技術者としての技術力が認定されます。試験は難易度別に3段階に分かれていて、上位資格を受験するには下位資格の取得が必須になります。

③インターネット技術者(CIW)

この資格はインターネットやWebを使用して働く人のための国際資格になります。試験ではインターネットとウェブ標準のスキルを職種ごとの区分で試され、合格すると標準規格のスキルを偏りなく使えること、実務能力が身に付いていることを証明することができます。日本語で受験できる試験は、「CIW ウェブデザイン・スペシャリスト」、「CIW eコマース・スペシャリスト」、「CIW Perl・スペシャリスト」の3つです。

IT業界への転職で資格取得を検討してみよう

いかがでしたでしょうか。この記事ではIT業界への転職に資格は必要なのか、資格取得のメリット、資格の種類、おすすめの資格を解説しました。この記事を参考に資格の取得を検討し、転職成功への一助にしていただければ幸いです。

 

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