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SAP BASISの転職に強い専門分野とは

はじめに

今、まさに転職を考えていらっしゃるSAP BASISコンサルタントの方は多いと思います。

SAPの2025年問題と言われているように、ERP(ECC)の保守期限が迫っている事によって、特にS/4HANAへの移行プロジェクトがここ数年で飛躍的に増加し、どのプロジェクトでも必ず必要となるBASISコンサルタントへの需要も高まっています。

ですが、多くのプロジェクトで求められているのは実は一般的なBASISではなく、特定のスキルを持っている人材であるケースが多いことは、あまり知られてはいません。

この記事では、実際に多くのSAP関連の転職をサポートしてきた経験から、SAP BASISを生業とするエンジニアにとって、転職に強いスキルとは何なのかをご紹介します。

SAP BASISの転職に強い専門分野

今転職する場合に、SAP BASISが確実に強みとなる専門分野と、そのエリアにおいて特に有用なスキルに関して具体的にいくつか紹介し、その理由も含めて解説します。

S/4HANAとHANA2 DB

最初に記述したように、2025年問題のために現在、多くのプロジェクトがERP(ECC)からS/4HANAへの移行を目指していることを考えると、今確実に必要なエリアはやはりS/4HANAおよびHANA2となります。

特に、ある程度の期間、S/4HANAの日常運用を行なった経験は様々な場面で役に立ちます。

S/4HANA特有のサイジング方法、インストール・構築技法、EhPやSPのアップグレード、クラウド環境へのデプロイ方法等の構築系で役に立つスキル、また、HANA DB特有のハウスキーピングやパフォーマンスチューニングのスキルもかなり有用です。

さらに言えば、SAP関連のスキルだけではなく、最新のOSやDBのアドミニストレーションのスキルやネットワークのスキル、また今後さらに広がってゆくことが予想されるDevOpsのエリアでの運用管理や、オートメーションの導入や実施に関するスキルを求めている企業も多いのが実情です。

Solution Manager

一般的には地味な存在ですが、実はSolution Managerは、現状ではSAPの製品を使用する上では必須です。特にSAP社からのサポートを問題なく受けるためには、かなり複雑なSolution Managerでのオペレーションを行う必要があります。さらに、このエリアに関しては、豊富な経験や専門的なスキルを持つ人材が非常に限られています。

それにもかかわらず今後も需要が多いエリアであるため、スキルを有する人材が必要とされるのは間違いありません。特に、Solution Manager自体のインストールやアップグレードのスキル、SOLMAN_SETUPによるサテライトシステムの登録とEarly Watchの基本設定、OSS設定やSAP Routerの構築・設定などのスキルなどはどこに行っても役に立ちます。

さらに、今後はSolution Managerと同時にFocused Run (FRUN)を使用するケースが増えてくると考えられますので、FRUNのスキルも有用です。

データマイグレーション

多くのプロジェクトがデータのマイグレーション(移行)を伴うものなので、マイグレーションのエリアも非常に重要で、求められるケースが多いです。特に異機種間システムコピー(Heterogeneous System Copy)と呼ばれている、異なるOSやDB間のマイグレーションに関する経験やスキルは、多くのプロジェクトで求められています。ECC環境で最もユーザーが多いOracle DBからHANAへのマイグレーションに関する詳細なスキルはさらに有用です。

また、マイグレーションに関して、通常行われるDBのBackup/Restoreの方法だけではなく、DBツールでのExport/Import、DBに依存しないSAPツールでのExport/Importなど、できるだけ多くの手法の選択肢の知識があることも強みになります。

関連して、SAPツールのSWPMやDMO、OracleツールのDBUAやRMANのスキルも様々な場面で役に立ちます。

アプリケーション・マイグレーション技法

一般的なBASISの業務においては、SOD(権限分離)の意味もあり、アプリケーションに関係するエリアでの作業は行わない場合が多いので、アプリケーションのエリアのスキルを持っているBASISは重宝されます。特に、今求められているECCからS/4HANAへの移行時に必ず考慮しなければならない、アプリケーションのマイグレーション技法に関する知識は有用です。ブラウンフィールドあるいはグリーンフィールドの手法だけではなく、今後はハイブリッドのブルーフィールドの手法の経験も役に立つでしょう。

強みとなるスキルを身に付け、転職を成功させよう

ここまで述べてきたようにSAP BASISの転職において、確実に強みとなるエリアやスキルは、多くのコンサル企業である程度共通しています。逆に言えばそれらのスキルを身に付けておくことで、ある程度の数の求人に対応できるという事になります。

ただ、今後状況によって変化してゆく可能性はありますので、転職に当たっては、より多くの情報を集める事が重要です。転職エージェントや転職関連サイトなどを参考に、自身のスキルを活用することのできる転職先を探すようにしましょう。

 

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