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SAP派遣エンジニアの業務と今後の需要について解説

SAPの概要

SAPは全世界で利用されており、日本でも利用開始されてからすでに25年以上が経過している、歴史あるERPパッケージです。日本の大企業のほとんどはSAPを利用しており、定期的に保守やバージョンアップを行いながら運用されています。

現在、SAPにはS/4 HANAおよびSAP ECC6.0という2つのバージョンが存在しますが、このうちECC6.0は2025年までであったサポート期間が2027年まで延長されるなど、今後も長期的に利用されることが想定されます。また、ECC6.0のサポートが終了となった場合、S/4 HANAへのシステム移行(マイグレーション)を行わなければならず、その際にSAPエンジニアの需要が高まるのは必至です。

以上の背景から、今回はSAPのエンジニア業務について解説いたします。

SAPエンジニアの業務内容

SAPエンジニアの主な業務としては下記の3点です。

・SAP ERPのカスタマイズ(パラメータ設定)
・ABAPによるアドオン構築(SAPパッケージの開発言語)
・SAPの運用保守

基本的にはクライアント先での作業(SES作業)がメインになると思われますが、昨今はコロナウイルスの影響もあり、リモートワークを行なう企業も増加傾向にあります。

SAPの実装経験、もしくはABAPによる開発経験がある場合には、エンジニアとして長期的な契約を結びやすくなるため、業務経験を積むことが非常に重要です。

SAPの特徴

SAPパッケージは、販売管理・在庫購買管理・生産管理・財務会計・原価管理を有する企業の基幹となるシステムであり、一度稼働してしまえば、大きな仕様変更などによる高負荷作業が極めて少ないという特徴があります。また、SAPの特徴として、特定の業種向けのパッケージではなく、あらゆる業種にフィットするシステムであるということも挙げられます。

特定の業種に特化した機能を持っているため、自身のエンジニア経験がその特定の業種に特化していた場合は、その分野で知識を発揮することができます。また、特定の業種の知識を有していなかったとしても、一般的な業務知識があれば十分エンジニアとして作業していくことが可能です。

ABAPの特徴

ABAPは、プログラマのシェアが少なく教材の種類が不足していますが、SAP案件では絶対に欠かせない言語です。言語自体は、四半世紀使われ続けている”枯れた”言語であるのと同時に、昨今のバージョンアップによりモダンな記述もできるようになったというユニークな言語です。SAP ERP(S/4 HANAも同様)自体がABAPで書かれており、強力なデバッグ機能なども有しているため、大企業の基幹システムとして非常に需要の大きい言語となっています。

SAPの現状と今後

近年、SAP案件の中にはフロントエンドをWeb(ブラウザ経由でのオペレーション)にする動きも出てきており、その際フロントはJavaScriptを記載することになるため、WebエンジニアでもSAP業界の仕事を行う機会が増えてきています。また、あくまでもバックエンド(サーバサイド)はABAPとなっているため、ABAPの技術者がいなくなることはありません。

SAPの業界動向から考えて、これ以上爆発的に流行するシステムではないですが、急に案件が消滅するようなシステムでもありません。

・今までSAPを扱ってきたけれど、部署転換で別の部署に異動になってしまった。
・以前、ABAPを書く事があったが最近は他の言語のプログラムばかり書いている

などといったエンジニア・プログラマは業界として非常に貴重な存在となっています。

IT業界では深刻な人材不足が嘆かれていますが、その中でも特に必要とされているのは業務構築経験のあるエンジニアやバックエンドのプログラマです。また、ECC6.0とS/4 HANAは基本的な機能は変わっていませんが、DBがHANAというインメモリDBに変わるため、今までパフォーマンス面で記述できなかったようなプログラム(SQLなど)が実行できるようになっています。ここでも企業のビッグデータ(今までの基幹業務の大量のデータ)を分析したいというニーズが出てきているため、今からでもSAP業界への参入は十分に可能です。

終わりに

SAP業界における人材需要は年々高まりを見せており、今後もその流れは継続すると考えられています。関連のある業務経験をお持ちの方は、これまでのキャリアや過去の経験・技術を発揮する場として、SAP業界やSAPエンジニアとしてのキャリア形成を検討してみてはいかがでしょうか。

 

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