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2021.09.08

【IT業界】SAPコンサルタントになるには?2つのルートについて紹介

SAP社が提供するERP製品の導入検討・要件定義・構築等に携わるSAPコンサルタントは、「2027年問題」で昨今人材が不足していることから、そのニーズは年々高まっており、未経験者であっても十分に業界に飛び込む余地があります。

また、SAPコンサルタントは、

・上流工程を担当することができる
・高年収が期待できる

などといった魅力を有していることから、IT業界の中でも人気の職種です。本記事では、そんなSAPコンサルタントになるための2つのルートについて紹介します。 

SAPコンサルタントになるための2つのルート

SAPコンサルタントになるためのルートとしては大きく、「コンサルティングファームへの入社」と「SIerへの入社」の2つのルートが挙げられます。ここからは、これらの2つのルートについて、メリット・デメリットを挙げながら説明します。

SAPを扱うコンサルティングファームへの入社

SAPコンサルタントとしてのキャリアを最短で歩むには、成長スピードや給与の観点からコンサルティングファームへの入社が最も望ましいです。一方で、入社難易度が高く、仕事も精神的・肉体的にハードになりがちです。

SAPを扱うSIerへの入社

比較的実現しやすいルートとしては、SAPを扱うSIerへの入社が挙げられます。ただし、SIer業界は下請け構造となるため、会社選びに失敗すると思うようなキャリアを描けない可能性があることも考慮する必要があります。

SAPを扱うコンサルティングファームへの入社のメリット

最上流工程を確実に経験できる

SAPを扱うコンサルティングファームでは、企画から要件定義、設計・開発から本番移行、運用保守までSAP導入に関わるタスクを、最上流から下流まで一気通貫で担います。IT業界でのシステム導入・運用保守の経験があれば、入社直後から要件定義などの上流工程からスタートできることが魅力です。また、IT業界未経験もしくは経験が浅く、会議の議事録担当や下流のテスト工程から始めたとしても、早ければ3ヵ月~半年後には上流工程を任せられることがあります。

高年収が期待できる

コンサルティングファームは基本的には成果主義であること、また、基本は上流工程を担当することから、大手企業の役員や部長クラスの方と議論を交わすこととなるため、否応なしに高いレベルでのアウトプットが求められます。コンサルティングファームで勤務する場合は、その見返りとして高い年収が期待されます。

SAPを扱うコンサルティングファームへの入社のデメリット

肉体的・精神的な負荷が高い

高年収かつ高い成果と早いスピードでの成長が求められるため、肉体的にも精神的にもかなり負荷がかかります。昨今、コンサルティングファームでも働き方改革が進んでいるとは言いつつも、顧客からは依然高い水準のアウトプットが求められます。求められている成果と自身の能力が釣り合っていない場合は、このギャップを時間で補う必要も出てくるので、必然的に深夜におよぶ長時間労働が慢性化しがちです。このような厳しい働き方に耐えられず会社を辞めてしまう方や、うつなどで身体を壊してしまうような方もいないとは言い切ることができないのが現状です。

年収が安定しない

高年収と言いつつも、評価がよくなければダイレクトに年収に反映されます。たとえ20代であっても、査定が良い年と悪い年とで年棒やボーナスが数十万円、最悪100万円単位で変動したりもすることがあるため、年収は安定しないといえます。

SAPを扱うSIerへの入社のメリット

地に足を付けて経験を積むことができる

SIerはコンサルティングファームと比較して、長い目で見て人を育てる傾向があるので、地に足を付けて経験を積んでいくことができます。20代の場合、入社後まずはアドオン開発やテストといった下流工程から担当し、徐々に設計、カスタマイズ、要件定義といった形で上流工程を担当していくという、落ち着いたキャリア形成が可能です。

安定した給与や福利厚生が期待できる

SIerでは、コンサルティングファームほど過酷な成果を求める文化ではないため、査定の良し悪しに関わらず安定した年収を確保できます。また、大手企業グループのSIerであれば、手厚い福利厚生を享受できるのも大きなメリットです。

SAPを扱うSIerへの入社のデメリット

会社選びに失敗すると下流工程しか担当できない

SI業界は下請け構造となっているため、下請け会社へ入社した場合、アドオン開発といった下流工程を長年に渡って担当していくこととなります。

また、一次請け企業では役割が専らマネジメントや事務手続きとなりがちで、SAPコンサルタントとしての実務は基本的に下請け企業へ丸投げすることになります。そのため、SAPコンサルタントとして必要な専門知識やスキルが身に付かないというギャップに悩まされる方も存在します。

これらのことから、SAPコンサルタントしての経験を積み、専門スキルを習得していきたい場合は、大手SIerグループの二次請け会社で働くことが考えられます。 

まとめ

本記事では、SAPコンサルタントとしてのキャリアを歩むにあたっての2つのルートについて説明しました。最短スピードでキャリアを歩むならばコンサルティングファームへの入社、地に足を付けたキャリアを歩んでいくならば上流工程を担当できるSIerというのが結論となります。この記事を参考に、自身のスキルや性格を考慮して、適切なルートを選択していただければ幸いです。

 

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