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【今さら聞けない】SAPとは何か?その特徴や必要性について解説

SAPとは

SAPは、ERP(Enterprise Resource Planning)という、企業の基幹業務に関するシステムをひとまとめにした製品を提供しているドイツのソフトウェア会社のことです。

ERP製品ごとに様々な特徴がありますが、一例としては、経理や販売、調達、生産、物流、人事など、会社の根幹を支える業務システムを提供していることが挙げられます。

ERP製品は、SAP以外にも数多く存在しています。

外資系ですと、Oracleが提供しているNetSuiteや、Microsoftが提供しているDynamics365などがあります。日本国内では、富士通のGROVIAというERPが有名です。

数あるERP製品の中でも、SAPは世界シェアNo1として挙げられるほど有名な製品であり、会社の業務を支えるシステムの種類の多さが特徴的です。

なぜSAPが必要なのか

SAPの機能の詳細の説明の前に、SAPがなぜ企業にとって必要なのかを説明したいと思います。 

一般的に、会社には数多くの部署が存在しています。

社内にSAPのようなERP製品が導入されていない場合は、各部署間での情報が連携されず、情報のやり取りに非常に大きなロスが発生する可能性があります。

例えば、営業チームが必要な製品の情報をリアルタイムで見れなかったために、顧客からの信頼を失ってしまうという影響が考えられます。

こうした問題を解消するのがSAPというシステムです。

SAPを導入することで各部署間でのデータ連携がリアルタイムで行われるようになり、前述のような「在庫情報がリアルタイムでわからない」という問題が解消されるようになります。

先ほどの例では在庫情報の例だけでしたが、SAPの特徴として、会計系やロジスティクス系の情報を1つのシステムとして管理することが可能だということも挙げられます。

そのため、データを集めることで、「ヒト・モノ・カネ」の動きがリアルタイムでわかるというのが一番のメリットです。

会社経営において、データ分析は必要不可欠となってきます。

SAPというシステムを活用して集めたデータを用いることで、スピーディーな経営判断を行うことができるということが、大きな魅力として挙げられます。

SAPの特徴(モジュールの説明)

SAP ERP では、大きく分けて会計系、ロジスティクス系、人事系に分けられることが多いです。

・会計系:財務会計、管理会計、プロジェクト管理
・ロジ系:販売管理、在庫調達管理、生産管理、品質管理
・人事系:人事管理 

領域ごとに、上記のモジュールに分類されます。

全てのモジュールを導入する必要はないため、会社ごとに必要なモジュールを導入して運用します。

各モジュールの概要

・財務会計, FI(FInancial Accounting):債権債務に関する業務や、BS/PL/CSの財務諸表(社外向けレポート)の作成を目的としたモジュール。
・管理会計,CO(COntroling):社内の原価管理を目的としたモジュール。製品の原価や収益性の管理を目的とする。
・プロジェクト管理,PS(Project System):工事やITのプロジェクトなどの収支・スケジュール管理を目的としたモジュール。
・販売管理,SD(Sales and Distribution):見積・受注・出荷・請求の業務に関わるモジュール。
・調達/在庫管理,MM(Material Management):商品や原材料の発注、入庫、請求書照合に関わるモジュール。
・生産計画/管理,PP(Production Planning and Control):製品の生産計画および製造に関わるモジュール。
・品質管理,QM(Quality Management):完成品の品質管理に関わるモジュール
・プラント保全,PM(Plant Maintenance):プラントや設備の保守管理用のモジュール
・人事管理,HR(Human Resources):人事・人材管理、勤怠・給与管理用のモジュール

このモジュールは、それぞれ独立しているわけではなく、各モジュールで生成されたデータが他のモジュールに連携されています。このモジュール間のデータの繋がりと業務の繋がりがSAPの肝となる部分です。

多くのモジュールを有しており、カバーできる業務の範囲が非常に幅広いという点が、ERP製品の中でSAPが選ばれる理由です。

まとめ

SAPは会社の業務を支えるシステムとして、非常に大切なシステムです。

会社によっては業務の全体を支えているシステムとなっている場合も多いため、この記事をきっかけにSAPについて興味をお持ちいただき、今後のキャリア形成に役立てていただければ幸いです。

 

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