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2022.04.11

アフターコロナにおけるIT転職市場の動向を徹底解説

この記事では、コロナ禍におけるIT転職市場の変化や、今後IT転職市場で必要とされる人材などについて解説いたします。

コロナ禍における転職市場の変化

まず、コロナ禍における現在の国内IT業界転職市場は活況です。これはコロナ禍に限った話ではなく、コロナ前からの活況がコロナ禍の現在でも継続しており、なおかつアフターコロナにおいても続くことが予想されます。

一方、アメリカに目を移すと、米国IT転職市場は日本以上に活況だという事実もあります。現地では、Google→Amazon、Amazon→Appleといった大手IT企業間の転職が多く見られる上に、転職のたびに年収がアップするというIT転職市場の好循環が生まれています。

では、日本国内の転職市場はコロナが収束していくにあたってアメリカに追いつくことができるのでしょうか。結論としては、日本の転職市場がアメリカの転職市場に追いつくことは現実的にあまり考えられないと言えます。

この理由に、一般的に言われる日本人の特性として見落とせない要素が2つあります。

1つはリスク回避志向です。コロナ禍がもたらした社会の変化を経て、そしてアフターコロナにおいてさらなる革新の時代を迎えるにあたって、リスク回避志向の高い日本人はこのタイミングでの転職はリスクが大きいと判断してしまう、これが転職意欲を抑制してしまうのではないかということです。

もう1つは企業へのロイヤリティです。そもそも日本人はアメリカと比較して企業への忠誠心が強く、こちらも先ほど紹介した、アメリカでよく見られる競合他社への転職などを阻害する要因になると考えられます。

今後年収がアップしやすい職種とは?

IT業界と一口に言っても、さまざまな職種が含まれます。ここではその中で年収がアップしやすい職種は何かを考えていきますが、単純化のためIT業界にあるあらゆる職種を「実働」と「全体統括」の2つに分類し、どちらが年収の成長という観点でより優勢かということを検討します。

結論としては、全体統括(プロジェクトマネージャー)の需要の増加が見込まれ、したがって高い年収の成長率が見込まれます。

では、現在は他のポジションに就いている個人が、今後全体統括のポジションにシフトしていくにあたって必要な要素に何が挙げられるでしょうか。昨今、営業職を経由しプロジェクトマネージャーのポジションに就くケースが多いことを踏まえると、クライアントとの関係性における信頼が1つの鍵になることが推測されます。

先を見据え、今後やっておくべきことは?

先にお伝えしたようにIT転職市場は今後、2027年頃まで活況が見込まれます。この好機を活かすためにやっておくべきこととして、何が挙げられるでしょうか。

1つ目に自分の市場価値を常に確認し、その時点で自分に足りない要素を明確化することが挙げられます。これをやっておかないと、自己研鑽の方向性が不明瞭になってしまう他、周囲からの評価と自己評価の乖離が生じてしまいます。
上記の具体的な方法として、業界歴の長い上司などと情報交換をしつつ、自身の市場価値に関して診断を依頼する方法は有効だと考えられます。

また2つ目に、自分の足で情報を収集することも挙げられます。近年、ネットでの情報収集が容易になり、ネット上には玉石混交の情報が散乱しています。この中で自分にとって必要な情報、正しい情報を取捨選択することが難しい上、ネットは誰でも閲覧可能という性質を持つ以上、ネットの情報を元に他者以上の成長を遂げることは現実的ではありません。

そこで、自身の足で位置情報を収集し、それを元にしたアクションを起こしていく必要性があると考えられます。

K2では、転職を検討しているけど何から始めたら良いか分からないという方や、少しずつ転職へ向けて準備をしていきたいという方のご相談もお受けしておりますので、お気軽に弊社コンサルタントへご相談ください。